自己対話サイクル [フロー理論]

この自己対話のプロセスは一回ではすまないところに特徴がある。身の回りで起こるいろいろな出来事に対して、顕在意識は潜在意識のなかに記憶されている過去の体験を思い出しては評価、決断を下す。それを繰り返しているうちに潜在意識に刷り込まれて、自分とはこんな人間だという「自己イメージ」ができあがる。それは自分が解釈した(思い込みの)「自己イメージ」であり、必ずしも真実を伝えるものではない。

(1).自己対話サイクルは通常次のような形で行われる。

例:バックハンドが得意と思っているテニスプレーヤー

①自己イメージ:自分はバックハンドが得意だ。
②認知 : しめた!バックサイドにボールがきたぞ。
③行動 : ラケットをいつも通りに振る。
④結果 : ボールはしっかりと相手のコートにつきささる。
⑤自己対話 :やっぱりうまくいった。自分はバックハンドが得意だ。

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