玄海原発の再開の動き [東日本大震災と原発問題]

どうやら、佐賀県の九州電力玄海原発が立地する玄海町の町長が、現在定期検査のため停止中の同原発2、3号機の運転再開に同意したようだ。
福島原発事故後、原発の立地自治体が定期検査中の原発再開への同意を表明したのは、全国で初めてである。町長は、先月29日に海江田経済産業相と会談した後、「原発の安全性の問題はクリアされた」と述べており、再開を容認するのではないかと思われていた。
佐賀県知事も県議会に諮って、容認するとの観測がでている。
もし、原発の再開がなければ、地元自治体はどうなるか。
交付金を含めた原発関連の税金の総額は、自治体の財政の50%以上を占めており、これが無ければ、すぐにでも財政は逼迫する。それに地元の人々の雇用不安が起こり、消費も望めなくなる。
いわば、立地自治体にとって、原発とともにあると言ってよい。
したがって、1日でも早く原発を再開して欲しい、というのが本音のような気がする(続く)。

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