原発総会 [東日本大震災と原発問題]

6月末は3月期決算企業の株主総会が行なわれる。
電力会社も東日本大震災後の最初の総会だったため、株主がつめかけ、さながら震災総会の様相だったようだ。
特に東電では、9,000人以上の株主が詰めかけ、6時間以上かかったという。役員の責任問題が問われ、なぜこのような事故が起こったのか、その事後対策に不手際があったのではないか、いつになったら事故処理は終息するのか、脱原発を宣言すべきだなど、原発問題に質問が集中し、厳しい指摘がなされたようだ。
にもかかわらず、会社側の提案どおり議事は決議され、脱原発の決議は見送られた。
他の電力会社も同じような傾向で、脱原発の動議に対してノーの結論がでた。
それは、今後も原発を継続するという意思表示に他ならない.(続く)。


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