恥も外聞もないドタバタ国政 [日記]

賛成多数で可決されそうになった内閣不信任案が、反対多数で否決された。
そのきっかけとなったのが菅総理の辞任表明であった。総理は2日の党代議士会で「東日本大震災と原発事故への対応が一段落したところで辞任する」と表明し、それまで不信任案に賛成すると言っていた議員の造反を翻した。
 ところが、「いつ辞めるのか」という解釈をめぐって岡田幹事長が「(鳩山・菅両氏の)確認事項は辞任の条件ではない」と発言し,菅総理も記者会見で「放射性物質の放出がほぼなくなり、冷温停止状態になる頃」と答えたものだから、野党だけでなく与党内の身内も収まらなくなった。辞任を迫っていた鳩山前総理は「第2次補正予算の目途がつく7月」と認識していると言ってはばからないし、早期退任を求める声は日増しに高まることが予想される。菅総理の外堀も内堀も埋められてしまった。
辞めると言った総理のもとで求心力が働くとは思われない。この際、できるだけ早く辞めてもらうしかない。そして、首相公選と議員定数の大幅削減も望みたい。

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