どんな課題に取り組むか [フロー理論]

次のテーマは、どんな課題に取り組むかだ。
たとえ自尊心の高い人を集めても、メンバーがそれぞれ独立した仕事をしているような組織では、フロー状態をつくれるかどうかは、一人ひとりの問題であり、組織の問題ではなくなる。
フロー状態をつくるためには、皆が同じテーマに取り組んで、それぞれが役割分担しているチームだ。その意味では、団体競技であるスポーツ―野球、バスケットボール、サッカー、ラグビーなど―にあてはまる。
これらのスポーツでは、よく「チーム一丸となって・・・をめざす」という表現を使う。
目標は明確だ。時間の制約もある。そのなかで、メンバー全員が自分の仕事(役割)をしっかり遂行したうえで、他のメンバーを助ける、つまりアシストすることが勝利につながるのだ。だから、これらのプレイでは、点を入れた選手だけでなく、アシストした人も評価されるのだ。
そのようなチームはフロー状態になれる。(続く)。

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