シンクロニシティ(1) [フロー理論]

私たちは、人生のなかで奇妙な偶然の一致を経験している。
・誰かに電話しようと思ったら、その人から電話がかかってきた。
・急いでいるときに駐車場に入ったら、すぐ目の前に駐車していた車が出るところだった。
・欲しい情報を得るために本屋に入って本をめくったところ、そこに必要な情報が載っていた。
・しばらく会っていない友人に会いたいと思っていたら、その人から同窓会の案内がきた。
このようなことは、単なる偶然として済ませることができるが、これを理論的に体系化したのが、深層心理学者のC・G・ユングである。ユングはこのような現象を「シンクロニシティ(共時性)」と定義した。一般的には、シンクロニシティとは「同じ意味をもつ二つあるいはそれ以上の因果的に無関係な出来事の同時生起」と定義している。
私が、フロー理論をまとめてみようと思ったのにも、これと同じような体験があったからだ。しばらくそれを書いてみたいと思う(続く)。


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