大人になるということ [現代の若者考]

大人になるというのはどういうことか?
大人になるとは、サムエル・ウルマンを持ち出すまでもなく一定の年齢に達することをさすのではない。20才をすぎても子どものような人をいくらでも見つけることができる。そうではなくて、親や周囲から独立しながら、他人との間に相互依存の関係を築ける「こころの様相」のことである。したがって、次のような条件が備わることだと言ってよい。
1.自分のことは自分で意思決定できること
2.セルフコントロールができること
3.他人の気持ちを理解でき、協調できる
つまり、自分としっかり向き合いながら、他人とも協調関係を保てることをいう。
ところが、日本の現状を見ると、いずれも満たしていない、といってよい。


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