大人になれない子どもたち(4) [現代の若者考]

学校は自立を求めるところです。それは一方で甘えを拒絶することになります。
したがって、なんでも許される「家庭」という環境で育った子どもには、甘える対象がなくなってしまう―これが学校というところです。
先生は「自立」を尊重するという名目で、あまり子どものやっていることに干渉しません。子どもたちがケンカをしていてもあまりその輪に入ろうとしません。もちろん面倒だから入らないということもあるのでしょうが、建前として生徒の自立を尊重するという口実があるわけです。
そのとき大半の子どもはうまく立ち回りできるのでしょうが、大人の中で「甘えと依存の関係」で育った子どもにはそれができません。そのためイジメの対象になったりします。(続く)

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