大人になれない子どもたち(3) [現代の若者考]

そのような親から育つ子どもは、親に甘えて、自分の意思で意思決定できません。
何かあると親に相談し、決めてもらうことになります。親のほうも、親の言うことをよく聞いてくれるし、素直な申し分のない子どもに見えるのです。
そして、このような子どもは反抗期がないのか、あってもあまり目立たないのが普通です。
このような「甘えと依存の関係」が成りたっているのが現在の典型的な家庭像であるということができます。
これは、タテ社会の構図ですが、そのような小さな社会で生きてきた子どもが、今度は一挙に「横の関係」のなかに立たされるのが学校というところです。それは「自立と共生」の関係を要求するところです。(続く)

なお、このブログを書き始めてから昨日までで、アクセス数が10,000件を突破しました。読んでいただいた皆様に感謝します。

コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。