大人になれない子どもたち(1) [現代の若者考]

子育てコーチングからはじまって、最近の若者考まで書いてきたが、これらをまとめると「大人になれない子どもたち」と言うことができる。
統計的に見ると、少子化を背景に一家族には1人か2人の子どもが生まれるが、核家族ということもあり、母親はほぼすべての時間を子育てに費やすことになる。そして、子どもは、生まれたときにはすべてを与えられ、なに不自由なく育てられる。自分の周りは大人ばかりで、子ども同士で遊ぶことは少なくなった。
そのため、ケンカをすることもなく、常に自分の意思が通る環境で育つことになります。ほめられることはあっても叱られることはありません。
ところが、幼稚園や小学校に入ると、子どもたちは自分と同じような仲間と一緒に生活することになります。そこでは、どのような関係をつくればよいかわかりません。今までは、本人が困るようなことはなかった、あっても大人がすべてを解決してくれたので、自分は何をしなくてもうまくやれた。(続く)


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