喫煙の心理(6) [タバコと健康]

依存症については、心理学のほかに医学の知識が必要になる。
専門家の見解によると、タバコの吸い方には二通りあるのだそうだ。
一般的に、イライラしたときはせわしなく吸います。すると次第に気持ちが落ち着いてきます。これはニコチンが鎮静剤の働きをしているのです。
一方、構想を練ったり、原稿や企画書を書くときは、ゆっくりと煙をふかせます。すると良いアイディアが浮かぶことがあります。これは、ニコチンが興奮剤のはたらきをしているのです。つまり、タバコの吸い方によって、血液中のニコチン濃度が変わり、低濃度のときは興奮剤となって現れ、高濃度のときは鎮静剤となって現れるのです。
喫煙者は、この二つの効果ほしさにタバコを吸い、止めようと思っても、この効果に引きずられてまた吸ってしまうのです。
これは、タバコに含まれるニコチンが依存性薬物だからです (続く)。

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