ジョブ・クラフティングによる自前の働き方改革(7) [人事・教育問題]

●日本におけるジョブ・クラフティング(JC)の例
―東京ディズニーリゾートの掃除スタッフ

JC の事例として有名なのが「東京ディズニーリゾートの掃除スタッフ」です。
掃除スタッフの仕事は、文字通り「園内の掃除をすること」です。「掃除をする」という業務の性質上、とても面白いとは言えず、モチベーションを保ちにくい仕事に見えます。
しかし、同園においては、掃除スタッフは「カストーディアルキャスト(custodial cast)」という魅力的な名前で呼ばれています。そして、彼らは自らの仕事を園内をきれいに掃除する役割を担っていると同時に、来園者の「おもてなし」をするキャストの一員として位置付けています。
つまり、「掃除をする」という役割認知を「来園者のおもてなしをする」という認知に変更することで、スタッフの意識も仕事も変わってきたのです。
そして、来園者に楽しんでもらうため、モッブを使って地面にキャラクターの絵を描いたり、写真を撮ったり、ユーモアを交えて道案内をするなど、自分で考えて積極的に来園者と交流し、園を盛り上げているのです。
彼らは、ただ掃除をするだけでなく、自分で何ができるかを工夫して、来園者と交流しながら生き生きと働いています。(*不人気職種から人気職種に変わった)

http://www.ad-coach.jp

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