硝子戸の中(6) [日記]

今年は少しばかり遠出して、紅葉見物でもするかと思っていたのだが、帯状疱疹発症のせいでそれも叶わぬことになってしまった。ところで、この紅葉見物のことを「紅葉狩り」と「狩り」をつけて呼んでいるのはどうしてだろうと前から思っていたが(恥ずかしいことだが)、辞書を引いて見てやっとわかった。
「狩り」というと、一般的には「狩猟」を意味するはずだが、辞書には「狩り」には「魚介類や植物をとること」、「山野で花や草木を探し求め、鑑賞すること」という意味もあるという。そういえば、「ブドウ狩り」、「紅葉狩り」などの「狩り」は、「狩猟」以外の使い方になっているのだ。
昔の人は狩猟並みに紅葉見物を考えていたのかも知れない。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。