2.ストレスとは [ストレスを味方につける]

ストレスという言葉は、もともとは工学系の用語で「外から力が加わったときに物体に生じる“歪み”」を意味しています。それを人間の身体の状態にあてはめたのは、ハンス・セリエです。
人の身体は、体温や血圧などが、ある一定の範囲内に保たれています。そして、均衡が保たれているところに、何らかの強い刺激が加わった場合、その均衡が崩れてしまいます。ところが人間には、ホメオスタシス(恒常性維持)といって、さまざまな刺激に適応するプログラムが備わっています。たとえば、暑かったら汗をかいて体温を下げる、寒くなったら汗腺が閉じて熱を逃がさないようにする、風邪のウィルスが侵入してきたら、免疫機能がはたらいてやっつける、などです。
ところが、ストレスレベルが高すぎると、ホメオスタシスだけではストレッサーに対応しきれま
せん。そこにストレス問題が発生すると言えます。そして、疲労や頭痛、血圧上昇などの「体の
問題」、イライラ、不安、緊張やうつなどの「心の問題」として現れます。これがいわゆる「スト
レス反応」です。そしてそれらがさらに高じると、「ストレス症状」と言われる病気や障害が発生
するようになります。
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