自尊心が低い人と「競争」(9⁻①) [自尊心]

自尊心が低い人の競争の捉え方はまったく異なります。
自尊心の低い人は、勝敗にこだわります。「勝つことは自分(の地位)を高め、負けることは敗北(ダメ)人間になる」と考えます。そのため常に他者を意識していて、他者よりも優位に立ちたい(勝ちたい)と思っています。
自尊心の低い人にとっては、競争は「(相手に)勝つこと」が目的になり、勝つためなら相手の失敗を喜びかねません。プロセスはどうであれ勝てばよいのです。そして、勝つと有頂天になり、負けると「自分は本気でなかった」とか、「今日は体調が悪くて」とかの言い訳を考えるのです。(自尊心の高い人は「勝とうと努力」しますが、負けたからといって悔しがることはしません。悔しがるのは、自分の力を発揮できなかった⦅自分に負けた⦆ときだけです)。
そして、自尊心の低い人は、他者と競争して負けそうなときには、勝たなくても、「負けたくない」という心理が働くのです。つまり「勝たなくても負けない(=引き分け)」という論理です。
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