自尊心が高い人と「競争」(8) [自尊心]

まず、自尊心の高い人は「競争」をどうとらえるか? 
自尊心の高い人は、競争には勝ち負けがあり、勝者と敗者をつくることは承知していますが、勝敗にこだわらず、能力を発揮(成長)できるかどうかでとらえようとします。
すなわち、競争は自分の能力(可能性)を引き出す(成長する)チャンスだと捉えます。当然のことながら、個人の力に差があることは分っています。競えば負けることがわかっているときでも、自分よりも力のある人と競争することで自分の能力を発揮(成長)できるチャンスだと考えます。そのため、他者と競争するとき、負けても自分のベストのプレイができたら、成長できて自分に克つ(克己)ことになると考えるのです。(運動選手なら自己記録を更新する)。つまり、相手がつくりだしてくれる障害を受け入れ、それにチャレンジして自分の能力を高めようとするのです。そして、切磋琢磨してお互いにベストの力を出したときにWin-Winの最高の競争ができたと考えます。競争相手は敵ではなく味方になるのです。
このように考えれば、最高の競争には「敗者」はいません。全員が勝者ということができます。
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