結局いままで通り!(17) [男の居場所]

人はどんなことにも適応できる。
会社の中で、先が見えてきたとき一時的には悩むが、自分には新しい道に踏み出すだけの勇気も才能も無いと悟って、そのまま会社に留まる決心をする。しかし、そのときには、それまで山を登ってきたときのような情熱もエネルギーもない。顔から生気が消え、周囲から見ても昔の華やいだ雰囲気は漂ってこない。競争から降りた人間の生活の知恵として省エネを決めてかかることになる。それが新しく被る仮面だ。しかし定年までの時間は長い。永遠に続くように感じられる時間だ。


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