政治家の引き際 [日記]

自民党の総裁選も動き出した。
注目の谷垣総裁が出馬を断念された。2009年の就任以来、首相になることなく1期3年で総裁任期を終えることになった。
記者会見では「誰が総裁になっても政権を奪還し、3党合意を軌道に乗せて欲しい」と語られた。それを自分の手でやりたかったのであろうが、無念の涙が光っていたのが印象的だった。自分の手で衆院解散に追い込み、自分の手で選挙をやり、自民党有利に戦ったうえで首相に就任するというシナリオを描いていたに違いない。そうでなければ、大義名分のない野田総理の問責決議案に賛成することはなかったのではないか。
政治はわかりにくい。政治家の引き際も難しい。谷垣総裁はここ数ヶ月でこれら二つのことを身をもって体験されたのではないか。

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