ロンドン・オリンピックの開幕 [オリンピック]

 28日ロンドン・オリンピックが開幕した。
今回のテーマは「驚きの島々」だ。開会式の前に行われたショーを見ていて、その粋な演出に感心した。
会場ではイギリス中世ののどかな田園風景から始まり、産業革命をへて今日に至るまでの歴史が紹介されてコミカルな演出が楽しめた。特に、産業革命で大きな7本の煙突が並び、作業服姿の労働者が働くなか、溶鉱炉から流れ出た銑鉄(もちろん本物ではない)が大きな円形の輪をつくり、それが上空に引き上げられて5輪のマークになるところは、さすがイギリスと感心して見ていた。
場は一変して映像に移り変わる。
「007」の主人公ジェームス・ボンドにエスコートされたエリザベス女王がヘリコプターに乗り込み、会場の上空にさしかかったところでパラシュートで飛び降りる場面が映しだされたところで、スタジアムに女王が登場され開会を宣言される。
開会式のフィナーレでは、聖火ランナーとして7人の若者が選ばれ、トーチを交代して持ちながら会場を一周する。そして立ち止まったところで、長いパイプの先端に取り付けてある銅の花びらに点火すると、204(参加国数)の花びらに次々と広がり、今度はそれらのパイプが起き上がり、最後は聖火台になって燃え盛るというものだ。
そして最後には、ビートルズの一員だったポール・マッカートニーがピアノを弾きながら「ヘイ・ジュード」を歌い、会場がそれに合わせて大合唱に包まれた。
見ていて飽きなかったし、これからの競技の演出にも興味をもてそうだ。

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