いじめ問題 [いじめ]

 大津におけるいじめによる自殺事件が報道されている過程で、埼玉と宮崎でもいじめによる事件があったことが判明した。
埼玉では、中学2年の男子生徒が同級生に強要されて校舎のひさしから飛び降り、重傷を負ったというもの。また、宮崎では、高校2年の男子生徒が友人に川に入ることを強要され、頭を水中に押し付けられて溺れ、一時意識不明の重体になったというものだ。
後者では3人が逮捕されているが、現場には生徒の中学時代の友人らが9人いたという。
前者では、事件は4月に起こっているが、保護者会が開かれたのは7月21日。学校では
陳謝して経過報告したというが、学校側ではこの事実を知っていながら口をつぐんで、知らぬ存ぜぬをおし通していた。
今回の事件で共通して見えることは、「事件が表に出なければ責任を問われることがない」という態度が学校側に見えるということだ。その結果、事件を起こした生徒たちは罰せられることなく不問に付されて我が物顔で校内を闊歩していたということだ。そのため、事件を見聞しても先生に通報しにくい(通報すると、告げ口をしたとして自分がいじめられるという恐怖感をもっていた)状況をつくってしまった。
それともう一つ。いじめの実態の報告を受けていた教育委員会の態度だ。記者会見での釈明を見ていると、学校とグルになっていてまったく機能していない委員会など廃止するほうが先決だと思うのは私だけではないだろう。
日本の再建は教育からと言われるなかで、一番腐っているのが教育というのがわかった以上抜本的な教育改革を望みたいものだ。学校改革は勿論、家庭(親)教育も必要だ。そうしなければ日本は浮かばれない。



コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。