9・11と3・11 [日記]

 今年の9月11日は、世界を震撼させた同時多発テロが起きて10年目と3月11日に起きた東日本大震災の6か月目にあたる。いずれも私たちの記憶に焼き付いて離れない出来事だ。
9・11事件を契機に、アメリカはイラクとアフガニスタンに侵攻・深入りしていった。そして、今年になって首謀者であるウサマ・ビンラディンを殺害した。
しかし、10年経過してもアルカイダは世界各地に潜伏し、テロはかえって頻発するようになった。両国への深入りはアメリカの国力を消耗させ、今ではかっての超大国の姿はない。
一方、日本では半年前に東日本に大震災が発生し、原発事故が重なって災害の大きさと広がりに今更ながら立ちすくむ思いがする。未だに復興のめどが立っていない。
二つの事件・事故は人災と自然災害の違いがあるが、その痛手から立ち直るには長い時間が必要なのであろう。その間に記憶の鮮明さは薄れるのだろうか。

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