障害者(児)教育 [日記]

9月4日(日)に、銀座のAPPLEストアの集会室を借りて「障害者(児)の教育について考える」というシンポジュムを開催した。
基調講演には、清水敬さんといって45年以上にわたって障害児教育に取り組んで来れれた方にお願いしたところ、障害者に関する生々しい実態と、教育の問題点について紹介された。
パネラーには、ダウン症の子どもをもつ親、社会人になってから聴覚障害になった方が参加され、それぞれの立場から「不便さと世間の偏見」とに苦しんでこられた実態を明らかにされた。
私たちは、障害者というとともすれば避けて通り、見ても見ぬ振りをしてきたきらいがある。恐らく、私達の視線と当人達の視線が交差するところは少なかったに違いない。
ところが、この問題を知ってしまえば、もう他人事では済まされなくなるのだ、ということをこのパネルディスカションが示唆した教訓のような気がする。日本が抱えている高齢者問題と同じように、我々は障害者問題に取り組む必要があると言うことだ。

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