シナジー効果 [フロー理論]

 日本では、チームの効果性について二つの言い方がある。一つは「3人寄れば文殊の知恵」、もう一つは「烏合の衆」である。
このうち、「3人寄れば文殊の知恵」は、「Win-Winの関係をつくれば、シナジー効果がはたらいて、1+1>2という成果が期待できる」という意味で用いている。
もう一つの「烏合の衆」は、「人が集まっても、Win-Lose またはLose-Winの関係のなかでただ議論するだけでは、1+1<2という結果しか出ない」という意味で使っている。
フローは、もちろん「3人寄れば文殊の知恵」でなりたつ現象である。そこには、大げさな言い方をすると、正ー反ー合という弁証法的な問題解決のプロセスが期待できるのです。(続く)


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。