他人を見下す若者たち [現代の若者考]

まず、速水敏彦氏の見解から見ていこう。
速水氏は、「他人を見下す若者たち」のなかで、次のように述べている。
最近の若者は関心が自分だけに集中し、社会や他社への関心はきわめて薄い。まずもって自分の欲求を充足することだけで頭がいいっぱいで、他人が自分の行為をどう受けとめているかに、思いを巡らすことができないのである。
・・・・・・・・・。
こういう若者に限って、自分の迷惑行為を迷惑と感じないのに、他社の迷惑行為に対しては敏感に反応するように思われる。これもおそらく、自分の方が大きい、立派だという気持ちが無意識に働くことによって、相手を強く非難することになるのだろう。
そのうえで速水氏は、「仮想的有能感」なる概念を用いることで現代の若者たちのメンタリティ、行動傾向を説明している。
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