メール友達 [現代の若者考]

ある統計によると、メールをだしてその返事がこないと不安になるだけでなく、24時間(1日)たっても来ないときは「怒り」を覚える、という。そして、他の友だち(メル友)にその人のことを悪く言うメールを出すこともあるという。
たとえ、メールの中身がたいした用件でなくても、「返事がこない」ということには敏感に反応するのです。こうしたつながりだけで彼らの関係が成り立っており、これが友人関係の実態です。
そして、ネットワークに入っていて、自分達のルール(X時間以内に返信するという暗黙のルール)に違反した仲間を排除します。親しかっただけに、怒りや憎しみも大きくなります。
今まで友人として付き合ったものが、一挙に「村八分」になる構図が見えてきます。
そのようなとき、「相手に何かメールを出せない理由があったのだろう」と考える余裕はなく、一方的に「けしからん」となるのです。
つまり、相手のことよりも自分のことしか頭にないのです(続く)。

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