ベルリンの壁の崩壊から25年 [日記]

1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊して25年。記念日にあたる昨日、ドイツでは盛大な記念行事が行われたようだ。
私は、たまたまその1週間後にベルリンに立ち寄る機会があり、その歴史的な瞬間に立ち会うことができた。ブランデンブルグ門の周辺にはあふれるような数の人が統一の旗をもって集まり、東西冷戦の終結と平和の到来を歓迎していたのが印象的であった。
それから25年。世界から紛争が絶えることはなかった。しかし、それは資本主義対共産主義というイデオロギーをめぐっての紛争ではなくなった。資源、民族、宗教などを巡って、新たな紛争が各地で起こっているが、アメリカにも国連にもそれを収める手立てはない。
世界はこれからどちらの方向に向かっていくのだろうか。

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