21世紀を担うリーダー養成講座 [リーダー養成講座]

11月26日(土)に、長澤正浩氏(公認会計士)による次の2つの講座がありました。
・「ソーシャルビジネスの現状と動向」
・「事業計画の立て方」

1.ソーシャルビジネスの現状と動向
長澤氏は、ソーシャルビジネスとは「町おこし、村おこし、少子高齢化、環境・貧困問題といった社会的課題を、ビジネスとして事業性を確保しながら、自ら解決しようとする活動のこと」だとしたうえで、そのうち、「より地域に着目したものがコミュニティビジネス」だと定義された。
そのうえで、ソーシャルビジネスは
①社会問題と経済問題を同時に解決
②社会貢献をビジネスとして行うことで、新たな産業、働き方をつくり出している
として「ソーシャルビジネス55選」を紹介された。
主な活動分野は以下の通りである。
①街づくり・観光・農業体験等の分野で地域活性化のための人づくり・仕組みづくりに取り組むもの
②子育て支援・高齢者対策等の地域住民の抱える課題に取り組むもの
③環境・健康・就労等の分野で社会の仕組みづくりに貢献するもの
④企業化育成、創業・経営の支援に取り組むもの
ポイントは次の3つである、として運営形態についても話された。
・社会的課題の解決+チェンジ+事業性     


2.事業計画の立て方
長澤氏は「事業計画書の作成」について、次の順序にしたがって説明された。
①事業の表題、会社名、代表者
②目次
③自分の簡単な経歴
④事業概要(事業立案の背景、事業モデルの概要、事業モデルの事業化方法)
⑤マーケティング戦略
⑥成長戦略
⑦財務計画
そして、各項目について、実際に同氏が手掛けられた「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設」の例をあげられて説明されたので、身近で解りやすいものとなった。
計画は5年が望ましいが、せめて3年計画を立ててほしい、と結ばれた。

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