21世紀を担うリーダー養成講座 [リーダー養成講座]

9月14日(土)に、下記の講義がありました。
・三田和一氏(中小企業診断士、元日本IBM)の「事業承継で“変わる経営”と事業再
生」
・山内康義氏(日本スクールシステム機構社長)の「新しい働き方―キャリア・アンカー
を考える」
 
1.三田和一氏の講義の概要
三田氏は、次のような項目について、用意された資料に基づいて講義された。
①日本における企業の数
②経営理念の重要性
③企業をどう見るか―財務諸表の基礎知識
④事業承継で“変わる経営”
⑤企業再生について
 前半では、世界の長寿企業(創業200年以上存続)5586社のうち、日本に3146社が存
在していて、長寿の要因(創業者の理念を脈々と伝えている、危機への創造的な適応、
本業重視、信頼経営など12要因)を解説された。
そのあとで経営理念の重要性(①人間性の追求、②社会性の追求、③経済性の追求)に
ついて事例をあげられながら触れられた。
 後半では、財務諸表の見方を説明されながら、事業承継のあり方をいろいろなケースに
分けられて解説された。そのうえで、銀行が企業を見る基準を紹介された。

2.山内康義氏の講義の概要
 山内氏は、キャリア(Career)を「仕事人生」と言い換え、戦後のキャリアの変遷を振り返
られた。そして、年金の支給開始年齢の延長に合わせて定年もスライドするので、これか
らも定年(65歳)はさらに延びる可能性があること、そして、生涯現役が当たり前になってく
ると言われる。
一方、企業側もそれに合わせて雇用・昇進・賃金等の見直しをするものと思われること。
そして、今まで企業に任せていた個人のキャリア形成を自分の手に取りもどす必要がある
という。その際、参考になるのがキャリア・アンカーである。
キャリア・アンカーとは、キャリアを決定するに当たって何かを犠牲にしなければならないと
きに、どうしても諦めたくないと感じる能力・動機・価値観のことをいう(エドガー・H・シャイン
の定義)。そして、次のような質問に答えることで、自分のキャリア・アンカーを知ることがで
きる。
①自分はキャリアから何を得たいと思っているか?
②能力分野として何を得意としているか?
③何をしているときが一番満足できるか?
そして最後に、キャリア・アンカー・テストを実施し、各自のキャリア・アンカーを皆の前で発
表し合った。

AMMについてのお問い合わせは下記をご覧ください。
アドベンチャーコーチンググループサイト セカンドキャリア
http://sakurasakujinsei.com/adventurecoaching

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