桜散る [季節]

花と言えば桜。桜といえば歌。桜は、古くから詩歌にうたわれ愛されてきた。
桜というのは、満開になるまでは、風や雨にさらされても散ることはないが、満開を過ぎると散る運命にあるようだ。
それかあらぬか、この1週間の風と雨で散って道路に落ちた花びらが車の通るたびに舞っている。
なぜ桜は人の心を引きつけるのであろう。それは咲いて散るまでの期間が短いのが理由でないか。古人はそれに“あはれ”を感じ、歌に詠んだ。
・桜花何が不足で散りいそぐ(小林一茶)
・散る桜 残る桜も 散る桜(良寛)
・世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平)
・ながむとて花にもいたく馴れぬれば 散る別れこそ悲しかりけれ(西行)

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