韓国小旅行（２）

　韓国のインチョン空港まで２時間１０分で行ける。日本から一番近い外国だ。アシアナ航空のフライト情報には日本海上にDokdoなる表示があったのが印象的。これが竹島で、韓国では自国領土が当たり前なのだと思う。
ソウルは歴史の街であると同時に政治、産業の街だ。日本でいえば、京都と東京を一緒にしたような街だ。至る所に朝鮮王朝時代の歴史的建造物が残っているかと思えば、政府機関や大学などが散在し、経済的にはサムソン、ＬＧ，ヒュンダイなどの韓国を代表する企業の本拠地となっている。
ソウルの面積は、韓国全土の０．６％にすぎないが、全人口の２５％が集中し、国全体のＧＤＰの２１％を生み出しているという。極端な一極集中を見せているのが特徴だ。
交通機関としては、市内を網の目のように走っている地下鉄があり、どこに行くにも便利だが、一つだけ不便があるとしたら、それはハングル文字だ。英語が併記されているので何とか読めるが、次に来るときに備えて、少しはハングル文字を読めるようにしておきたいと思う。