障害者の孤立死 [日記]

 昨年から今年にかけて、障害者の孤立死が報じられ、その対策が急がれている。最初に報じられたのは札幌の姉妹のケースだ。妹は障害をもっていて姉に頼っていたが、頼りの姉は職を探していたが見つからず、市役所に生活保護の申請に行っても受け付けてもらえず電気、水道も止められてしまった。そのため食べるものもなく餓死してしまったという。二例目は立川のケースだ。母親と障害児の二人暮らしだったが、母親が病死したため、子供も亡くなったというものだ。もう一例は横浜のケースだ。母親と重い障害のある子ども(44歳)の二人暮らしだったために、独居高齢者を見守る民生委員の訪問対象外だったために、死後かなり経ってから見つかったという。
なぜこのようなケースが放置されるのか?人間関係が希薄になり、自分のことで精いっぱいで、他人のことは構っていられないというご時世だといってしまえば身も蓋もない。
それを防ぐのが仕事の人まで、個人情報保護を持ち出して関与しようとしないのはどうしたことか。人の命には代えられないはずだ。




コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。