円高は止まらない [日記]

ユーロ圏の債務問題はいっこうに収まる気配を見せていない。先日格付会社S&P社がEU各国の国債を一部の国を除き一斉に引き下げたことで、さらに深刻さを増しているように思える。
そのため、ユーロの対円レートは低下し続けていて100円を割ってきた。
私の手元には、数年前に交換したユーロがわずかだが残っている。そのときの交換レートは145円だったと記憶している。また、ドルのトラベラーズ・チェックもあるが、こちらは120円だったと思う。
日本が強くなって円高になったというのであれば自慢もできるが、世界をリードしてきたアメリカとヨーロッパが弱くなって相対的に日本の円が強くなったというのでは話にならない。
実感としては、日本は「失われた20年」と言われるほど閉塞感が漂っている。そんな日本の円が強いというのはまったく理解できないことだ。
しかし、円高にはメリットもある。輸入価格は下がるし、海外でのM&Aがやりやすくなった。
これをチャンスと考えられれば、道も開かれるというものだ。




コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
セレンディピティ東大の秋入学 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。