ハーズバーグの動機づけ理論 [フロー理論]

ハーズバーグは「職務上の満足をもたらす要因」と「不満足をもたらす要因」に分類し、前者を「動機づけ要因」、後者を「衛生要因」と呼んで、次のような項目を対応させている。
(1)動機づけ要因:達成、承認、仕事そのもの、責任、昇進など
(2)衛生要因:会社の政策と運営、給与、対人関係、作業条件など

このうち、不満足要因のことを衛生要因というのは、衛生状態が悪いと病気になりやすいが、良いからといって健康を増進することにはならない、という意味で使われている。つまり衛生要因は、これが不足すると不満の要因になるが、満たされたからといって「やる気」が起こるわけではない、ということだ。いくら給与がよくても、仕事の達成感をもてなかったり、周囲からの承認が得られなかったりすれば、やる気は起こらない。一方、少々給与が低くても、仕事の達成感がもてたり、周囲から承認されれば、人は不平を言わずに働く、ということがおこるのだ。
マズローとハーズバーグの理論を対応させると次のようになる(省略)。

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