パニック・ゾーン [フロー理論]

パニック・ゾーンは、課題の難易度が自分の能力よりも大きいときに感じる領域だ。つまり、自分の能力に比し対処不能と感じる要求をつきつけられると、人は「不安」を感じる。それよりも小さいが、依然として対処不能と感じると、「心配」になってくる。
それにスピードという要素が加わると、プレッシャーを感じて、負けずに頑張ろうとします。こういう人は、人生は時間との競争になり、せかせか行動が目に付くようになります。
しゃべるのも速い、歩くのも速い。何事も速くやらなければ気がすまないのです。
そして、自分だけでなく、ゆっくりやっている人を見ると、イライラしてきて"速く“と言ってせかすのです。
このような人のなかには、プレッシャーがかかればかかるほど、いい仕事をする人もいます。「頑張っているからこそ、いい仕事ができるのだ」と言います。
しかし、このような人は、欲張って短時間に多くのことをやろうとして、結局たいしたことはできないのです。(続く)。

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