Win-Winを求めて [子育てコーチング]

お互いに協調すればよりよい状況をつくれるのに、自分だけの利益を追求していくと、ともに不利益な状況をつくってしまう・・・これが「囚人のジレンマ」の教訓でした。このような状況はどこにでも見られる現象です。
しかしながら、このような生き方からは思いやりのある人間関係も、心豊かな社会も期待できないことは明らかです。「迷惑をかけなければそれでよい」という消極的な生き方からは、何も生まれてきません。私たちは子どもに対して、もっと積極的に「世の中のためになる人間になりなさい」と言い聞かせる必要があるのではないでしょうか。それは同時に、私たち自身に向けて発せられるべき言葉だと言えます。私たちが消極的な生き方をしている限り、子どもはそれを見習います。子どもというのは、「親が言うようにはしないが、親がするようにはする」ものです。そして、子どもは多感な青少年時代を過ごす過程で、一度は親の生き方に疑問をもつことはあっても、結局は親と同じ無難な道を歩もうとするのです。(続く)
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