梅一輪 [季節]

盆栽のつもりで鉢植えしている梅の木が沢山のはち切れそうな蕾と一輪の花を咲かせた。厳寒に耐えて新しい命をつないできたのだ。もうすぐ立春で、春は確実にそこまでやってきている。
・梅一輪 一輪ほどの暖かさ (服部嵐雪)

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不安と恐怖 [日記]

何れも将来のことに関することだが、不安というのは、いつどんなことが起こるかわからないが、何となく悪いことが起こりそうだという感覚。それに対して恐怖というのは、具体的に悪い(不利な)ことが自分の身に降りかかってきそうだという予感。
この2つは、コロナに関することで当てはまりそうだ。デルタ株までは重症化率が高いので罹ると大変だから罹りたくないが、3密を避けて基本的なことさえ守っていればなんとかなるのではないかという認識があった。これは一抹の不安に属する。
ところが、今のオミクロン株にいたっては、重症化率は低いかもしれないが、感染力が極めて高くいつどこで罹ってもおかしくない。きちんとしていても罹ることがありうる。知人にも罹った人がいる。これは不安を通り越して恐怖に当たる。外出を控えたいと思うのは、当然恐怖である。

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街中に見る冬景色(4)スノードロップ [季節]

これも冬景色の一つだ。庭のスノードロップが鉢のなかで可愛い花を咲かせてきた。毎年のこととはいえ、真冬でも真っ先に春の到来を予告する花として親しまれてきた。花言葉も「希望」だ。これから次々に早春の息吹が聞こえてくるのだろう。
・雪のなき大地潤すスノードロップ
・うつむきてスノードロップ咲き始む (今井緑)

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街中に見る冬景色(3)ハナミズキの植木園 [季節]

ほぼ1~2種類の植木を育てている植木園のなかに、ハナミズキのそれがある。どうやら人気があるらしくハナミズキを主に植えているのだろう。そこを通ると、落葉樹のためまるで枯木かと思われるほど殺風景に立っている。これが春になって桜の花が散るころにピンク色の花を咲かせるのかと思うと、四季の変化があることを感謝したくなる。もうすぐ春だ。


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街中に見る冬景色(2)お寺の境内 [季節]

散歩のときに立ち寄るお寺も、寒いと流石に足も遠のいてしまっていた。
昨日、会社からの帰りに立ち寄ったところ、境内は閑散としていて、よく手入れされている自慢の庭もひっそりとたたずんでいた。
・境内や落葉掃きゐる僧遠し (橋本鶏二)
・境内はまだ皆枯木一の午 (高橋淡路女)


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街中の冬景色(1)落葉したケヤキ(欅) [季節]

近所に落葉広葉樹の高木であるケヤキの木が立っている。かつてはケヤキの林だったのだろうが、開発が進んで今では数本残っているだけだ。夏には卵型の葉が茂り、威風堂々の大木の風采を整えるが、いまはすべての葉が落ちて、大きな幹と上に延びる枝が寒空にそびえている。寒さにじっと耐えていて、春を待っているのだろう。
・秋風や 欅のかげに五六人 (高濱虚子)
・その中に 月まどかなる冬欅 (深見けん二)

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大寒と南天 [季節]

昨日(1月20日)は大寒の日。
今年の冬はとりわけ寒く、昨日も最高温度が8.4℃、最低温度がー1℃と“大寒”の名に相応しい寒い日となった。冬至から約1ヶ月、日中の時間も長くなって、晴れた日の日差しも心なしか強くなってきたように思える。
そんななか、南天の木が赤い実をつけて凛々しくたっているのを見つけた。これを見ると、もうすぐ春がくると見えるのだが、寒さのほうはこれからが本番で、いましばらく続きそうだ。

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