雨の中の虫の声

今朝雨の音に気づいて起きると、土砂降りという表現がぴったりの降りかたであった。ただし、家を出る頃には少し小降りになってきたので、傘に雨靴という格好で歩いていくことにした（雨が降ると家内を起こして車で送ってもらうのだが）。駅までの道すがら、どこからともなく虫の鳴く声が聞こえてきて、秋の到来を告げているのだ。季節は確実に移り変わろうとしている。

厳しい残暑

今年は梅雨明けが遅かっただけに、明けた後の酷暑は身体に響く。たまたま、17日に用事があって、都心に行くことになった。しかも暑い日中にである。気温は35.5度。こんななかを歩いていると気絶しそうな暑さだ。よく見ると、携帯用の扇風機をかざして歩いている人がいたが、外で扇風機が必要な時代になったのかとつくづく時代の変化を感じた外出であった。

8月15日という日

せめて1日ぐらいは休もうと思って15日に休暇を取ったところ、大型の台風10号が西日本に上陸して日本海に抜けた。ＴＶをつけると、交通機関がマヒし、お盆休みをとって故郷に帰っていた人たちのＵターンの足が乱れて大混乱があったようだ。そのなかにあって、外国人が右往左往してどうやって目的地にたどり着けるか駅員等に質問しているのが印象的だった。来年のオリンピックに来日する外国人に対して、きちんとした情報サービスが出来るかどうかが継続的なインバウンド対策になるのだと思った次第だ。
ところで、台風中継のために終戦記念日に関連する放送が短時間で終わったのも残念であった。

痴呆症という病気

私の知人で、昨年まで一緒に仕事をしていた女性の経営者がおられる。この方はすでに後期高齢者になられていて、ときどき物忘れがひどくなっておかしいなと思っていたところがある。なかでも、私の事務所に来られるときに、道を間違えられてたどり着けないことがあるのだ。最近になってその頻度が高くなっていて、本人もそれを気にされて高名の医師に診断してもらったところ、軽度の認知症と診断されたようだ。これから長い老後と向き合うことになると思うが、私にとって大切な存在で、いつまでも大事にしたいと思っている。

お盆休み

世間では盆休み真っ最中のようだ。今朝いつもの時間（5：27）に電車に乗ったら、がらがらのうえに、キャリーバッグやリュックをもった家族連れを多く見かけた。そして、いつも同じ車両に乗ってくる顔見知りに出会うことはなかった。こんななかを出勤するほうがおかしいのだろうか。仕事はむしろはかどるというのに・・・・。

炎天下の高校野球

暑い暑いとぼやいていたら、一方でこの炎天下で懸命にうち込んでいる球児たちもいる。もう101回目になるという。甲子園には都道府県を代表して49校集まるが、その背後には予選に参加した3,891校がある。それを勝ち抜いてきた高校生たちが懸命にボールを追いかけている姿は何物にも替えがたい。今日で4日目。頑張れと応援したくなるというものだ。

今日は立秋

今日（8月8日）は、暦のうえでは立秋。秋の入口に立つ日というが、こう暑くてはとても秋を想定することは難しい。ジリジリと鳴くセミの声を聞くと、ますます暑く感じてくるから不思議だ。外出するのも嫌だと思っているのに、来年の今頃はオリンピックの真っ最中になる。本当にうまく行くのだろうか。