アファメーションするとなぜ実現するのか(23) [アファメーシヨン]

これまでのところで、アファメーションとは何か。どのようにしてつくるのか。ということを中心にして書いてきて、実際にアファメーションを書くところまできた。それではなぜアファメーションすると目標を実現する可能性が高くなるのかについては書かなかった。それをこれから述べてみたいと思う。
一般的には、目標を決めたら熱意をもって実行することだ、と言われているが、そう簡単なことではない。それには以下に述べる2つの理論があり、アファメーションと成果との橋渡しをしてくれるのだ。
①RAS(脳幹網様態賦活系)
②認知的不協和の理論
次回からそれについて述べることにする。


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アファメーションの刷り込み(22) [アファメーシヨン]

スポーツ選手がイメージ・トレーニングに取り入れているのもこれと同じ考えかたに基づいています。
有名な例としては、シャドー・ボクシングがあります。対戦相手をイメージして、その相手の動きを想定してボクシングの練習をし、腕を磨くのです。その他にもゴルフ、ダーツのイメージ・トレーニングや、バスケット・ボールのフリースローの技術を向上させるイメージ・トレーニングの実験結果が報告されています。いずれも顕著な効果が出ています。
いずれにしても、アファメ-シヨンを続けることが大切で、それを継続していると、それをしない場合に比べ、実現する可能性は一段と大きくなります。




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アファメーションの刷り込み(21) [アファメーシヨン]

アファメーションはI X V =Rの公式に則って書きます。
書いたアファメーションをどうやって潜在意識に刷り込むのか?
それは、この公式の通り、「生き生きと鮮明なイメージ」というのがポイントになります。したがって、ここでは「想像力=イマジネーション」の出番になります。
 人間の神経系は、「イマジネーション」での体験と「現実」での体験を区別できないことはすでに見てきましたが、この原理を応用するのがインプリンティングです。

 アファメ-ションを書いて、それを読み上げて、「実現している自分の姿」を生き生きと想像していると、はじめのうちは現実とかけ離れていて、何となく違和感(認知的不協和)があります。ところが、回数を重ねるごとに、イメージが鮮明になってきます。そして、だんだんとそれが当たり前のように感じてきます。つまり、気持ちのうえでは、すでにそれを実現している気になるのです。新しい映像に慣れてきて、違和感が薄れてくるのです。これこそがde ja vue(既視感)の感覚です。

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アファメーションの刷り込み(20) [アファメーシヨン]

アファメーションを書き出したら、次のステップは、そのアファメーションを潜在意識にインプリンティングする(刷り込む)必要があります。もともとアファメーションは、自分の将来を見通して、「こんな自分になるのだ」ということを顕在意識レベルでつくったものです。これはあくまで、意識のレベルのものであり、それは現実の「あるがままの自分」とは大きな違いがあります。したがって、そのアファメーションを読んだだけでは、違和感を生じるだけです。つまり「認知的不協和」を感じて、本音のところでは信じられないという感じを抱くものです。

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アファメーションを実際に書く(19) [アファメーシヨン]

実際にアファメーションを書いてみると、なかなか自分の思いを簡潔にまとめるのは難しいようです。そして、書き上げたものを模造紙に書いて、参加者の前で読み上げ、その趣旨とイメージを説明してもらいます。そのときは、その人の生き方を垣間見ることにもなります。
お互いに意見を出し合うことで、目標のもち方とか書き方について気づくことになります。そして、改めて修正したものを書き直してもらいます。それを再度発表して、手帳やノートに清書することにしています。
このように自分の目標を考え、書くことは日頃やっていないだけに貴重な経験になっているようです。


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東日本大震災から8年 [日記]

東日本大震災から、今日で8年になる。マスコミは競って特集を組んでいるが、死者、行方不明者は2万2131人にのぼり、今でも仮設住宅に住む人が多い。また、5万2000人が避難生活を送っている。一方で住宅の復興が進んでいるところでは、孤独死が増えているという。震災で身内を失い、移った先では話し相手がいなくなり、文字通り一人ぼっちの生活を余儀なくされている実態が報道されている。彼らの時間は8年前に止まったままだ。
“死んだほうがましだ”という声に対して、“それでも生きる意味がある”と自信をもって言うにははばかりがあろう。

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アファメーションを実際に書く(18) [アファメーシヨン]

昨日までの一連の流れを説明した後(実際にはかなり省略して書いた)、次のステップは、いよいよ実際に参加者にアファメーションを書いてもらいます。その場合は必ず「仕事とプライベートの2つのことを書く」ようにしています。しかし、書き方を示すだけではなかなか書けないので、過去の研修参加者が書いた例を出して参考にしてもらいます。
そこには、最初に書いたものと、基準に照らして添削したものが並べて書いてあり、それを見てもらうと初めてイメージが湧いてくるようです。


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