厚労省の不正調査問題

今の国会では厚労省の不正調査問題が議題にのぼっていて、“ひどい”の一語につきるほどお粗末な統計処理とその前後処理が浮き彫りになっている。しかも、不正が明るみに出たとたんに当事者を異動させて、国会に参考人として説明させないでいるのは、どう考えてもおかしなことである。真実にフタをするのは今の内閣の常套手段だが、国会での議論が進めば進むほど“ぼろ”が出てくるのだから、国民は何を信用していいかわからなくなってくる。
それでも、世論調査をやれば安倍内閣の支持率は下がらないのだろう。

春 節

中国はいま春節の真っ最中。いわゆる旧正月で1週間の休みに入る。
そのため、民族の大移動と言われる“人の移動”が起こるのだ。
その一部の人たちが日本に向かってくる。そのため、ここ数日、中国からの旅行客と思われる人たちが、キャリーバッグを引いたり、買い物袋を持ったりして歩いているのにぶつかることが多い。街も恭賀新年とか熱烈歓迎などの看板や垂れ幕が目を引く。
日本もかってバブルの頃に、世界に出かけていって買い物をしていた時期があったが、それも遠い過去の話になってしまった。

節 分

昨日（２月３日）は節分。暖かい節分になった。
節分とは、季節の分かれ目（立春、立夏、立秋、立冬）の前日のことを呼ぶが、なぜか今では立春（２月４日）の前日だけを指して言うようだ。そして季節の変り目には邪気が生じると考えられており、その邪気を払うために福豆撒きの行事が行われるのだという。
昨日も各地の神社で厄除けの豆撒きが行われ、その様子がＴＶ放映されていた。私たちは昔からの風習として当たり前のことと思っているが、「なぜ豆なのか」知らないまま行事に参加している。
それに、なぜ「恵方巻き」を食べるのかも知らないまま食べている。これでは、（ＮＨＫの）チコちゃんに叱られそうだ。