自尊心と切磋琢磨(5) [日記]

 自尊心と切磋琢磨(5)
自尊心の高い人は、競争には勝ち負けがあることをよく知っています。しかし、負けたからといって、自分がだめな人間だとは決して思いません。負けた経験の中から何かを学び、それを成長の糧にすることができるのです。
こういった考え方ができれば、競争には肯定的で積極的な意味が付与されます。したがって、「自尊心のほんとうの敵は自分の心の中にある」ということができます。
勝つことに意識が向けられた場合、人は自分自身ではコントロールできないものを、なんとかコントロールしようとしていることになります。ゲームの勝敗は、ベストをつくした後の結果にすぎません。それはコントロールできないことです。つまり、「人事を尽くして天命を待つ」ことであり、それは「克己」の考え方に通じるものです。


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