他山の石―不要不急の労働禁止― [コロナ]

日本でコロナウイルスの件で騒いでいるうちに、世界は毎日大きく変わっている。
いつの間にかアメリが感染者の数が世界一になったし、ヨロッパでの拡大の勢いが止まらない。その中にあって、スペインが厳しい方針を打ち出した。
3月29日の発表では、感染者78,797人、死者6,528人となり、医療崩壊も伝えられている。それを受けて、28日には、サンチェス首相がTV出演し、「必要不可欠な業種を除き3月30日から4月9日まで(実質8営業日の)出勤を控える」よう国民に指示を出した。これまでの外出制限等の措置から一歩進めてほぼ経済活動の停止に踏み切ったといえよう。
このような措置はニューヨーク州でも取っており、知事は州内の労働者の在宅待機命令を4月15日まで延期すると発表している。
日本はここ数日、感染者が急増しており、しかも感染源不明のケースが多くなって、いつオーバーシュートしてもおかしくない状態になってきた。日本政府はそれを「ぎりぎり持ちこたえている」と言って様子見をしているが、その間にも着実に事態は進行しているはずだ。そして手遅れにならないうちに、一刻も早く緊急事態宣言を出すべきだろう。それは政治の責任だ。今出しても国民はそれを納得するだろう。

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