「8050問題」 [日記]

「8050問題」という言葉はあまりなじみが無いが、今回の川崎の事件が起こってみて身近になってきたのではないか。それは、「80」の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題だ。その背景にあるのは、子どもの「引きこもり」にある。すなわち、子どもが家庭に引きこもり、社会に出ないまま成長するので、40代、50代になったとき、その親は70代、80代になっていて、まだ子どもの面倒を見なければならないのだ。
2016年の内閣府の調査によると、15歳ー39歳の引きこもり人口は54万人と推計されていて、これに40歳以上を加えると100万人を超えるという。今回事件を起こしたのは51歳の引きこもりにあたる人だった。社会と繋がりが薄い生活をしている人が大勢いて、その面倒を高齢の親がみているのだ。この先どんな姿が見えてくるのだろう。


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