メスキータ観光(6) [スペイン紀行]

 昼食の後、早速メスキータを見学。
中庭を通って巨大なモスクの内部に入るとすぐに目に付くのが、大理石と赤レンガを交互に組み合わせた馬蹄形のアーチで、なんと850本も立っているという。その下に立つだけで、異様で不思議な気持ちになる。
当初(785年頃から)イスラム寺院として建設が始められ、その後歴代のカリフによって改増築された歴史をもつ世界最大級のモスクである。後年13世紀前半にキリスト教徒(カトリック)の手に渡り、キリスト教カテドラルとして利用されてきた。そして内部にゴシック様式の礼拝堂や大聖堂が増改築され、240年かけて完成した歴史的変遷を垣間見ることができた。
イスラム教建築とキリスト教建築の奇妙なバランスとアンバランスを経験できる貴重な体験となった。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。