実際にはどうなのか [時間]

老いると、過ぎてしまった過去(時間)があっという間に感じるだけでなく、1分、1時間も早く通り過ぎるというのが実感であり、それをどう説明したらいいのか。
老人はエネルギーをあまり使わないので、代謝時間はゆったりと流れる。代謝時間が遅くなると、感じる(心的)時間もゆっくりと進む。ところが、物理的な時間は機械的に時を刻む。そのため、1分(1時間)という時間が経過しても、本人の感覚ではまだ先のことだと思っている。すなわちまだ50秒(50分)しか経っていないと感じるので、“もう1分(1時間)なの”、と感じられるのだ。つまり、時間が早く進んだように感じられるのだ。これはあくまで相対的な感覚だ。(子どもはその逆になる)。

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