21世紀を担うリーダー養成講座(3回目) [リーダー養成講座]

11月17日―18日に、千葉の大巌寺と淑徳大学千葉キャンパスで合宿研修が行われました。
大巌寺(浄土宗、1551年に創建)は徳川家の位牌が保管されている由緒あるお寺で、住職(長谷川学長)のご好意で合宿させていただきました。境内に入ると静寂そのもので、そこはもう非日常性を感じさせる異空間である。
スケジュールは以下のとおり。
  17日  13:00-14:30 「般若心経」の世界(長谷川匡俊住職)
       15:00-17:00 「生きる意味」を読む(織田善行)
       17:00-18:00  会社紹介
    18:30-       懇親会(OBも参加)

  18日   6:30- 7:30  朝のお勤め(長谷川匡俊住職)
        9:00-12:00 「MMP研修」(山口信義氏)
     13:00-14:00  NASAゲーム

(1)長谷川匡俊住職(淑徳大学学長)による「般若心経」の解説と唱和

 262文字からなる般若心経は、大乗仏教の教え(真言)のエッセンスが網羅されている。
 仏教の根本思想は、「諸行無常(すべてのものは変化する)」と「諸法無我(すべてのものは実体がなく関係性のなかにある)」にあるとして、難解な概念をやさしく解説された。
そのあとで、住職の読経の後を追って参加者が唱和することになった。皆一様に緊張感が高まる中での唱和となった。
 18日早朝、浄土宗によるお勤め(禅宗の座禅に相当)を体験することが出来た。心は清浄。

(2)織田善行による上田紀行「生きる意味」(岩波新書)の輪読

 参加者には予め同書が渡されており、①自分が気に入った(同意できる)箇所、②同意できない(賛成できない)箇所、をそれぞれ発表する形をとった。事実認識ができていない個所があるという指摘もあったが、「同意できる点」を指摘する人が多かった。そして、現代人として生きる座標軸を提供してくれているという指摘が多くでた。

 (3)山口信義氏(アドベンチャーコーチング企業専任講師)による「MMP」研修

 MMPとはMental Management Programのことで、「組織を本気の集団、燃える集団に導く心の強化」を目的としている。講師独特の語り口に受講生は大いに感じ入ったようで、日ごろの自分の管理スタイルと対比させながら聞き入っていたのが印象的だった。

(4)NASAゲーム
NASAで開発されたコミュニケーション・ゲームをおこなった。
時間内にプロジェクトの目的を達成できなかった。それは、「プロジェクトの目的を全員が明確に理解していない」からで、思い込みで仕事をする(普段はそのようなことが多い)とこのようなことが起こる危険があることを身をもって体験してもらった。
  
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