相対的貧困率 [日記]

スポーツの世界では、男性に比べて女性の活躍が目立っている。
柔道、レスリング、マラソン、スキージャンプ、サッカー、ゴルフなどあげればきりがないほど女性が活躍している。
一方、産業界ではまだ男性優位の状態が続いているようだ。男女雇用機会均等法という法律をつくらなければならないほど、格差はあるのだろう。ガラスの天井といって、女性が目に見えない壁にぶつかる話をよく耳にする。
2月8日、国立社会保障・人口問題研究所が発表したところによると、生活が苦しい人の割合を示す「相対的貧困率」は、単身で暮らす20~64歳の場合、女性で32%、男性で25%となっている。65歳以上になるとさらに格差は拡がり、女性の47%に対して、男性は29%となっていて、女性の苦境が際立っている。
相対的貧困率というのは、国民一人当たりの可処分所得を高い順に並べ、真ん中となる人の所得額(中央値)の半分に満たない人が全体の中で占める割合を示すものだ。
格差の是正は当然のこととして、最近の雇用情勢の厳しさを考えれば、若い人たちの貧困率が気になるところである。

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