雇用のミスマッチ [就職活動(就活)]

就職活動が解禁になった昨日おかしな現象が見られたようだ。
学生達が一斉にめざす企業にエントリーしようとして携帯電話からアクセスするものだから、つながらない時間帯が長く続いたという。
最近は、履歴書等による書面ではなく、インターネットでエントリーシートに記入するというのが一般的で、そのため、有名企業に殺到するという現象が起こってくるのだ。
ところが、無名の企業で採用したという企業にはアクセスがないのだ。
欲しいところには来ない、人数が限定されているところには大勢が押し寄せる・・・この現象のことを雇用のミスマッチという。
この現象の背後には依然として有名企業に就職したいという学生の心理がある。したがって50-60社にエントリーしても不採用になり、就職率も上がらないで就職浪人する人が出てくるのだ。これは学生だけでなく親にも責任があるのだろう。何とかして有名企業に就職させたいものだから、子供が無名の企業(多くの場合中小企業)にエントリーする妨げになっているのではないか。
企業の大小は働き甲斐には関係ない。もう少し視野を広げて、活動範囲を広げればきっと自分のやりたい仕事のできる企業が見つかるはずだ。はやくそれに気づいてほしいものだ。

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