「21世紀を担うリーダー養成講座」通信(7) [21世紀を担うリーダー養成講座2011]
9月17日(土)は、次のお二人の講義がありました。
・今井智之氏(元シェル・ジャパン常務取締役)の「グローバル経営に関する経営思考」
・石田勝紀氏(緑進学院代表)の「日本の教育方策」
1.今井智之氏の講義要旨:
講義は次の順序で行われた。
(1)グローバル化とは
(2)経営環境がいかに変化したか
(3)日本企業の経営スタイルは変化したか
(4)経営思考の改造を以下の切り口で見る
①経営計画のあるべき姿
②投資案件審査の留意点
③業績改善への思考改造
④効果的な組織運営
(5)結び
グローバル化した世界で競争していくためには、日本企業は日本独特の思考方法である「感情的判断=emotional」から欧米的思考の「合理的判断=logical」に切り替えていく必要がある、として、両者の違いを経営計画の作り方や、ビジョン設定の具体例を示されながら説明された。
そして、合理的判断をするためには、次のような論理力(=説得力の源泉)を身につけて武装しなければならない、と説かれた。
Relevance So what? 筋違いをなくす
Rationale Why so? 根拠を質す
Priority 重点思考
Data & Information based arguments 情報分析に基づく議論
Messages rather than knowledge 知識の披露より信念の発信
そのうえで、できれば英語を話せるようになってほしいと期待された。
2.石田勝紀氏の講義要旨:
(1)20年間に3,000人の小中高生を指導してきたが、100%成績を向上させた。勉強というのは、日常生活の延長線上にあり、単純化すると、いかに「心、体、頭をこの順番通り躾けるか」ということである。
できない子どもには、躾について次の3つの共通点がある。
①あいさつしない。
②1~2分遅刻する。
③整理整頓ができていない。
これができるようにするだけで、ある程度成績を向上させることができる。そのうえで教え方の工夫をしてきた。
(2)ある私学の経営に携わって実践された2つの生々しい改革を紹介された。
①経営改革(黒字経営への転換)と②教務改革である。この2つの改革がうまくいったのは、職員や教員との間にしっかりした信頼関係をつくったからで、それがなかったら難しかったろう、と言われたのは印象的であった。
・今井智之氏(元シェル・ジャパン常務取締役)の「グローバル経営に関する経営思考」
・石田勝紀氏(緑進学院代表)の「日本の教育方策」
1.今井智之氏の講義要旨:
講義は次の順序で行われた。
(1)グローバル化とは
(2)経営環境がいかに変化したか
(3)日本企業の経営スタイルは変化したか
(4)経営思考の改造を以下の切り口で見る
①経営計画のあるべき姿
②投資案件審査の留意点
③業績改善への思考改造
④効果的な組織運営
(5)結び
グローバル化した世界で競争していくためには、日本企業は日本独特の思考方法である「感情的判断=emotional」から欧米的思考の「合理的判断=logical」に切り替えていく必要がある、として、両者の違いを経営計画の作り方や、ビジョン設定の具体例を示されながら説明された。
そして、合理的判断をするためには、次のような論理力(=説得力の源泉)を身につけて武装しなければならない、と説かれた。
Relevance So what? 筋違いをなくす
Rationale Why so? 根拠を質す
Priority 重点思考
Data & Information based arguments 情報分析に基づく議論
Messages rather than knowledge 知識の披露より信念の発信
そのうえで、できれば英語を話せるようになってほしいと期待された。
2.石田勝紀氏の講義要旨:
(1)20年間に3,000人の小中高生を指導してきたが、100%成績を向上させた。勉強というのは、日常生活の延長線上にあり、単純化すると、いかに「心、体、頭をこの順番通り躾けるか」ということである。
できない子どもには、躾について次の3つの共通点がある。
①あいさつしない。
②1~2分遅刻する。
③整理整頓ができていない。
これができるようにするだけで、ある程度成績を向上させることができる。そのうえで教え方の工夫をしてきた。
(2)ある私学の経営に携わって実践された2つの生々しい改革を紹介された。
①経営改革(黒字経営への転換)と②教務改革である。この2つの改革がうまくいったのは、職員や教員との間にしっかりした信頼関係をつくったからで、それがなかったら難しかったろう、と言われたのは印象的であった。
2011-09-20 07:00