5月だというのにもう入梅入り [東日本大震災と原発問題]

 まだ5月だというのに、27日、関東地方に入梅宣言が出された。平年より12日早く、昨年より17日早い入梅という。しかも、時期としては観測史上2番目に早いのだそうだ。
入梅が早いと、梅雨が長引く傾向があるようで、これからしばらくの間(約1ヶ月半)傘を手放せない日が続くと思うとあまり嬉しくない。
ただ一つだけ心配なことがある。今回は台風2号が梅雨前線を押し上げて、大雨を伴って日本列島を縦断し、関東地方に大雨と風をもたらすことだ。それによって、風は福島原発から吐き出された放射性物質を拡散させるだろう。そうすれば、また危険区域外であっても高い放射性物質が検出される恐れがあるということだ。そして雨は、むき出しになった原子炉建屋の地下に溜まって、汚染水が増えるということだ。
その心配を尻目に、サミットから帰国された菅首相を待っている政局は波乱含みになりそうだ。

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