スイス紀行(6) [スイス旅行(2010)]

6月22日(火)。天候は曇り。今日はモンブラン観光とベルンまでの移動の日。
7:40にバスで出発し、来たときと逆のコースをたどってシャモニーに向かう。途中、日本のサッカーチームが高地合宿したサーズフェーを通り、あとはひたすらローヌ川沿いに走る。そして、イタリア、フランスの道路標識のある看板のところをフランスに向けてハンドルを切り、フォルクス峠を登っていく。頂上の標高は1527m。坂を下りきったところでフランス領に入り、しばらくしてシャモニーに着く。
 そこからロ-プウェイを乗り継いで、エギーユ・デュ・ミディ展望台(3843m)に向かう。途中は雲に覆われていて何も見えない。
ところが、雲海を突き抜けると、突如として天を突きさすような岩盤が見え、その頂上に展望台が現れる。その展望台からの景色は、真っ青の空と、白い雲海、そしてそれらをバックにして聳え立つモンブランとそれに連なる山々が360度パノラマとして広がって見える。神々しく、天地創造を思い起こさせる絶景である。
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 昼食後、来た道を引返してレマン湖地方に向かう。途中、バイロンの「シオンの虜囚」で有名なシヨン城やチャップリンが眠るベベイを通り過ぎ、ラブォー地区で下車。山の斜面一面に広がるブドー畑は世界遺産に登録されていて、フドー街道を散策する。
再度バスに乗り、宿泊地ベルンに向かう。ベルンでは世界遺産に登録されている旧市街地を散策し、大聖堂、時計台、噴水などを見た後アール川を渡ってホテルに入る。
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